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あすぱらぐりーん
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大学生のちこりといいます。
国産材とか、森林とか、エコに興味があります。
現在はもっぱらFSC森林認証に興味があります。
色んなことに挑戦して、色んな話を聞いて
発見したことや考えたことを書いていきたいと思います。
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とちぎの元気な森づくり県民税

2008/02/01 14:17

これは、今年の4月から、新たに栃木県で始まる県民税です。
一般には、森林環境税といわれているやつです。


まず、森林環境税の説明から。

日本には、各地に、手入れの行き届いていない荒れた森林があります。
この場合の荒れた森林とは、木が生えていないではなく、適正な時期に伐採されず
森林の健全な更新がされていない状況のことです。

こういった森林は、林業面からみても、
伐採に非常にコストのかかる斜面のきつい山の奥地にあったり、
もともとその地域の林業の経営が圧迫しており、伐採されていなかったりしています。

しかし、生態系の一部として、非常に重要な役割を持つ森林。
例えば、健全な森林からは、栄養たっぷりの土壌などが川に流れ、
下流の河川や、海などに魚が増えます。漁師も大助かりです。
また、水資源を保持する役割ももっており、
健全な森林を保持することは、その地域にとっても大切なことなのです。

そこで、登場したのが、「森林環境税」!!
日本では、県の独自課税として、高知県が平成15年に導入したのが始まりです。
簡単にいうと県の森林を、県民の払った税金によって保全修復する仕組みになっています。

現在、導入済みの県は、23県。導入予定が6県あります。
同じ名称でも、その目的やスタンスには各県独自のものがあり、
それぞれの県に一番合ったやり方で、行われています。


そして、4月からは、とうとう栃木県も「とちぎの元気な森林づくり県民税」がスタートします。

まず、一番気になる課税の方法から、笑

県民税均等割を納税している方に均等税と伏せて負担してもらうと、いうことです。
つまり、栃木県民で働いて、税金を払っている、低所得者など以外ってことかな。
個人で年額700円、 法人では現行均等割額の7%相当額

結局、学生の私は払わなくていいそうです。
まぁ、親のお金だしね。


この県民税の目的は、
@林業的にも伐採の採算が合わない奥山林の伐採
 (15年以上手入れがされていない人工林)
A民家に近いが、手入れされておらず暗くて危険な里山林の整備
 (通学路周辺の安全確保や農作物にいのししなどを近づけないための整備)
B県民の森作り活動の支援、森林の大切さの理解促進
 (情報センター、ボランティアによる活動の推進、木を使うことによっての森林整備必要性の理解)

です。

計画では、この事業を10年間行います。
全体事業費は約80億円になるそうです。


実際、県の方の話を聞きましたが、この伐採する森林は、
戦後の植林事業で植えたはいいが、
伐採時期になって、手がまわらなかったもの
、、、で、今後もコスト的に考えて全く利益がでないが、そのまま放置するわけには行かないので、こう言った事業でとりあえず伐採だけしようということ。

伐採を行った後は、自然更新などなどで、
針葉樹広葉樹の混ざった森林にしていく予定。
コストの面からしても、ここに人工林を作っても意味がない。

奥山林なので切った木材を移動するだけで、莫大なお金がかかる。
そこにお金をつかうなら、出来るだけ多くの土地の森林を伐採したほうがいい。
ということで、奥山林の切った木材は大体をそのまま放置にするそうです。

しかし、木材を使うことによって、消費者や県民の目に触れることも大事!
なので、木材搬出が低コストですむ所だけ搬出し、
小学校の机などをつくる。

また、森林ボランティアの活動を広げるためのコミュニュケーション活動、情報交換などを行う。

問題点としては、
対象地が栃木県内とはいえ、私有地のところもあるので、
県民税を私有財に使っていいのかということ。

10年計画とはいえ、とりあえず今一番酷い状態の森林の手入れを行うだけで、
今後の森林保全や林業的にみるとその場しのぎ的な感じもする。



活動自体はこれからですが、県民のお金を使うので、しっかりした計画を練った事業を行ってほしいです。
とにかくお金が無駄なところにだけは行かないようにしてほしい!!

この県民税は、一般の県の予算とは切り離して森林保全のためだけに使われる予定です。
税金の使い道は、毎年度、県のホームページなどで公表するとのこと。

税金は払いませんが、栃木住民としてしっかり今後の方向性を見ていきたいです。

皆さんのお住まいの地域には、こう言った環境税はありますか?
普段あまり気にしていなくても、税金は確実に取られています。

県のホームページなどで、自分の払ったお金がどう使われているのか
見てみると、違った形で県の政策に関われるかもしれませんね。

興味のある方はぜひ!!

とちぎの元気な森林づくり県民税について / 栃木県HP
http://www.pref.tochigi.jp/eco/shinrin/zenpan/genkinamoridukuri.html


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三遠南信自動車道青崩峠道路

2008/01/31 20:28
すごく久しぶりの更新ですいません。

色々な活動に手を出していたら、なかなかブログに手が回せませんでした。

よく、色んな人から、在学中はやりたいことをやっとけと言われますが
やりたい事が多すぎてどこを中心にしていいか、時々分からなくなります。
それでも、だんだん自分のやりたい事が見え始めてきた今日この頃。
そろそろ焦点をしぼって本格的に取り組んだほうかいいのかもしれません。
まぁ、それでも大学生活は色んな意味で沢山楽しみたいです。
このブログは私の活動の記録としても、地味に長く続けたいので
よろしくお願いします。


さて、今回は林業とはあまり関係がありません。
授業の一環で行った調査でしたが、
色々な人に知ってもらいたいのでここに載せます。

タイトルの通り、長野県のまだ出来ていないある道路についてです。
山の中心に、道路の建設にともないトンネルを作る計画です。

この道路は現在、国による工事の実施のための環境アセスメントを行っています。
環境アセスメントとは、環境影響評価のことで、主に大規模開発事業等による環境への影響を事前に調査することによって、予測、評価を行う手続きのことをいいます。

日本でも、昔から環境アセスメントは行われてきました。
しかし、制度のないころは、企業側の有利になるような評価ばかりが行われていました。

1997年なると環境影響評価法(通称:環境アセスメント法)が制定され、これに前後して各地方自治体においても条例による独自の環境影響評価制度が定められました。
こうして、大規模開発事業の際には、環境アセスメントを必ず行い、評価を、公開するようになりました。

現在も、各県の様々な事業において、環境アセスメント法が適用され、
調査、予測、評価が行われています。そして住民などからの意見の募集が行われています。

この三遠南信自動車道青崩峠道路も、調査が行われ
公開した情報を元に、住民や閲覧者は意見を直接事業主に出せるようになっています。

この事業は、国が行うので、環境アセスメントの調査にも
力が入っており、とても詳しく調査結果が公開されています。
専門の企業が行っているようなので、ある程度信用もできます。

しかし、環境アセスメントとして考えたときに重要なのは次のプロセス、
つまり、その調査書を読んで、住民や環境に興味のある人が意見を
事業主に提出することなのです。

それがないと、せっかく調査を行っても、
ある程度は、未然に防ぐことができますが
どうしても、企業側に都合のいいようになってしまします。

企業側、また県や市町村も、事業内容を公開し、住民に納得してもらうことを目的としているので、この事業主と住民とのつながりが重要になってきます。

この事業の意見書提出期限は過ぎてしましましたが、
もし、興味があれば読んでみてください。
現場の情報なのでとても、面白いです。

『三遠南信自動車道青崩峠道路 環境影響評価準備書  /長野県』
http://www.pref.nagano.jp/seikan/kankyo/hyouka/aokuzurejunbi/aokuzurejunbiindex.htm
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FSCペーパーフォーラム イン トーキョー

2007/12/20 22:09
しばらく更新が途絶えてすいませんでした。
しばらくばたばたしていました。

何をしていたかというと、、、

FSCペーパーフォーラムイントーキョー
というイベントのお手伝いに行ってきました!!

これは、FSC認証紙をもっと普及させようというイベントで、
認証紙を使っている商品を展示したり、
FSC認証、CoC認証についてのセミナーをやったりと
いまいちよく分からなかったFSCのシステムや現状をしっかり把握できるイベントでした。

受付をしながら企業の方のお話をきけたり、
実際に売り出している商品を見ることもできて
とても勉強になしました。

そこで知ったFSCの事はまた後日書くとして、、、


そのイベントにきていたお客さんの1人が
とても面白い鞄をもっていたので
今日はそれを紹介したいと思います。

その鞄は車のタイヤから作られているそうです。
質感は少し変わっていましたが、
ゴムの触感があり、少し重たい感じがしました。

そして肩掛けがベルトだそうですww

すごく面白い鞄だなぁとおもってつい見入ってしまいました。

廃タイヤは現在大量にあって、その処理に困っているそうです。

私が見た鞄は、まだ売りだす段階まできていない試作品ということでしたが、
こんなおしゃれで面白い鞄なら欲しいなって思いました。

ゴミもなかなか捨てたものではないですね。
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違法伐採から守る

2007/12/13 02:16
ちょっと前のニュースで、アマゾンの熱帯雨林を衛星で監視することで違法伐採をより早く発見するシステムができたと聞きました。
現在、日本の大学(記録し忘れてどこだか分かりません)と提携を組んで、リアルタイムで監視を行い、違法伐採をしている地域を発見すると、すぐさま現地の警察を派遣するとのことです。

こう言った、衛星を使った熱帯雨林の監視は実はもう少し前から始まっていたようで、ブラジルの原住民がグーグルアースを利用して、熱帯雨林保護地区の森林伐採や金の発掘の抑制に取り組もうとしているというニュースもみつけました。

熱帯雨林は地球上の森林面積の約半分、約20億ヘクタールを占めており、熱帯雨林に食料、生活用品などを依存している原住民は数多く存在しています。
また、地球上には500万から1000万種の生物が生息していると言われていますが、そのうちの約半数が熱帯雨林に生息していると考えられています。

しかし、現在熱帯雨林はすでにその40パーセントが失われ、さらに年間1700万ヘクタール(本州の面積の約2分の1)が失われつつあると推定されています。
その主な原因のひとつとして挙げられるのが、違法伐採なのです。

ブラジル政府は、アマゾンで行われている商業伐採のうちのおよそ80%は違法伐採であるということをすでに認めています。
違法伐採された木材は、他国の安い家具などの木製品を造るために輸出され、日本、アメリカ、イタリア、フランスなど輸入国の殆どがそれを食い止める対策を行っていません。

 こんな中で、違法伐採を抑制させる具体的な手段が見つかったのは、喜ぶべきことだと思います。
 こういった現地での努力、インターネットの普及により、違法伐採が少しでも減少していけばいいと思います。
 また、消費者側の私たちも、身の回りの木材製品に普段から疑問を投げかけることが大切ではないでしょうか。


<参考文献>
ブラジル原住民、グーグルアースで森林伐採を監視/IBTimes
http://jp.ibtimes.com/tb.php?id=8827
熱帯雨林の構造と種の多様性/HARMONY vol.12
http://wwwj2.comp.eng.himeji-tech.ac.jp/news/docs/hm12-3.html
アマゾン 〜世界最大の熱帯林〜/Green Peace
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/forests/amazon/
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FSCの基準

2007/12/11 19:25
またまた、FSC森林認証について紹介しようと思います。

今回はFSC森林認証の基準についてです。
認証を行うためにはそのための基準が必要ですが、国際的な森林管理のための原則と基準だけでは、さらに細かい地域に適応させることができません。
FSCでは、国際的な「森林管理のための原則と基準」の作成とともに、国内基準や地域基準の作成も支援しています。
この国あるいは地域ごとの基準は各地のワーキンググループによって作成され、これらはFSCの方針や基準に沿ったものです。これを保証するために、FSC国際本部では、FSCの指針および地域内における方針および基準作成のための枠組みを規定しています。


それでは、FSC森林認証の基準は具体的にどういったものでしょうか。
FSCには基準のもとになる10の原則が存在します。
本文はもっと長いうえに英文なのですが、私なりに簡単にまとめてみました。

1.その国の森林に関する法とその国が加盟する国際条約、国際的取り決め、またFSCの原則と基準を遵守すること

2.土地や森林資源に対する長期にわたる保有権、使用権も持ち、法的に確立されること

3.先住民が所有、利用、また管理している土地や資源の権利が認められ、尊重されること

4.林業関係者と地域社会とが長期にわたって社会的また経済的に良い関係を継続させ、その関係を向上させること

5.経済的な継続性と社会的な利益を得るために森林から得られる生産物や様々な森林の機能の利用を促進すること

6.生物の多様性とそれに付随する価値、水資源、土壌、生態系などを保全し、生態学的な機能や森林の健全さを維持すること

7.事業の規模と内容に応じた適切な管理計画を文書化し、常に更新すること。また、長期的に見た管理目標とその手段が明確に提示されること

8. 森林管理の規模と内容に応じたモニタリングを行い、森林の状態、林産物の生産量、生産、加工などの流通各段階の管理作業、また社会や環境に与える影響を評価すること。

9.保護価値の高い森林の管理は慎重に行い、その森林の特質を維持し、高めること。

10.これらの原則に従って植林を行い、世界の林産物需要を満たすとともに、天然林の管理を補助し、その復元、保全を促進させること。



FSCではこういった原則に従って、森林認証を行っています。
この原則を遵守することによって、
環境や自然に適切に配慮し、社会的な利益にも適い、持続的な資源生産を行える森林を
はっきりと示すことができるのです。


<参考文献>
原則と基準など/日本森林管理協議会
http://www.forsta.or.jp/1_main/main.html

認証事業 森林認証制度/AMITA
http://www.amita-net.co.jp/solution/fsc02_2.html
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FSC森林認証制度

2007/12/10 21:03
皆さんはご存知ですか?
多分、あまりご存知ない方が多いと思います。

FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)とは、世界的な森林認証制度です。

例えば、
私たちが普段利用している木材製品はどこから、
またどういう加工作業を経て私たちの手元に来ているか知っていますか?

森林を過伐採していないか、
森林の循環を考えた育林をしているか、
また、違法伐採の木材ではないか、
木材を商品にするときに環境に負荷を与えてないか、

そういった情報を消費者である私たちが知るために
この森林認証制度があります。


FSCはこういった森林認証制度を行なう第三者機関のひとつで、環境に優しく、社会的な利益にかない、持続可能な森林管理を勧めることを目的としています。

 活動としては、木材を生産する森林、そしてその森林から切り出された木材を使って生産・加工を行なっているかどうかを信頼できるシステムで評価し、それが行われている森林を認証しています。

 私たち消費者はこのFSC森林認証マークによって、その商品が持続可能な生木材産が行える森林から出来ていることを知ることができます。
 また、それだけでなく消費者がFSC森林認証マークが入った商品を買うことで、私たちも世界の森林保全に間接的に関われるということです。

 現在、世界でも日本国内でも色々な分野において、様々なエコマークが利用されてきています。こういったエコマークは、それがどういったマークなのか環境にどう優しいのかそれぞれに特徴があります。
 しかしエコマークを上手く利用するには、エコマークの知識がないと活用できません。
このブログを読んで、少しでもFSCのマークや意味を知ってくれたらいいなと思います。

<参考文献>
FSC森林認証制度:WWFの活動/WWFジャパン
http://www.wwf.or.jp/activity/forest/sus-use/fsc/index.htm
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